· 

農転申請書完成!

先週受任した農地転用第5条許可申請。

 

実は3月頭に飛び込みでいらっしゃって、説明や書類をお渡ししたらまずは自分でやってみるとおっしゃっていたお客様でした。

 

2ヶ月ほど頑張ってはみたものの、こんなの到底自分には無理だ!とのことで、再度いらしてくださったのです。

 

私も初めての業務なので…、と正直にお伝えしましたが、これも何かの縁だからとご依頼してくださいました。

 

 

何もかもが分からない状態で若干泣きそうになったことはありましたが、必要書類を預かり、まずは事前相談を受け、農業委員会の担当の方に丁寧に教えて頂き少し頭の整理がつき、ひとつずつこなしていくことに。

 

たまたま購入していた農転の実務書や頂いた手引き書、2月に受けた研修資料を何度も何度も読み直し、2日ほど書類に埋もれていましたが、無事に(?)完成。

 

初めて実戦で使ったJwCAD。

 

研修の内容をひたすら思い返して作文した理由書。

 

ひとつの申請に絡みつく様々な法律。

 

なかなか良い経験でした。

 

接道面で気がかりな事があり、もしかして許可下りないかも?下りても建物建てられるの??許可書とか必要なんじゃ??と一瞬心臓がキューっ!となったのですが、法令を確認したり役所に訊いたところ問題なし。

 

不動産会社にいた時も思ったのですが、道路って爆弾を抱えてることがあるので相当気を使います。

 

それにしても心配事が出ても、まあ、明日聞けばいいや!と思いそんな夜でも爆睡できるようになったのは大人になった証拠ですね。

 

というより、答えがあるというのが大きいかもしれません。

 

今回の里道については市が所有していたのですぐに確認がとれましたが、これが私有地だったら所有者を探して連絡をとって同意書をもらってと、また大変だったと思います…。

 

そんなこんなでも、 正直何をどう進めて行けば分からず1ヶ月後の締め切りに間に合う??というレベルでしたが、何とか2日で全ての書類を完成させた自分を褒めたいです。 

 

むしろさっきから褒めてます。

 

 

さて、許認可申請はローカルルールが多いと聞きます。

 

今回の農地転用の際に特に実感しました。

 

手引き等に関しても、詳細に案内や書類等を掲載している自治体もあれば、そこじゃなくてここが知りたいのに?!って思うほど不親切な自治体もあります。

 

間違いなく進めて行くには役所にひとつひとつ確認をし、少しでも違和感があったらすぐ問い合わせをすること。

 

行政書士の仕事をやっていく上では官公庁の方々と仲良くなるのもひとつの武器になるのかな、と感じた2日間でした。

 

 

まだまだ無事に書類が受理されるか、無事に許可が下りるかが問題ですが、とりあえず今週末はゆっくり休んで一息つけることに。

 

どうぞうまくいきますように…。