親族が亡くなり、相続が開始されると、怒涛のように手続きが押し寄せます。
「相続人は確定したけれど、お父さんがどこにどれだけの財産を持っていたのか、実はよく分からない……」
そんな状況に頭を抱えている方は、決して少なくありません。
本日は、後から「知らなかった借金が出てきた!」という悲劇を防ぐための、「遺産調査」の具体的な手順を解説します。
ステップ1:まずは「家の中」の徹底調査
まずは、ご自宅にある「紙の資料」から手がかりを探します。
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固定資産税の納税通知書(不動産の特定に不可欠です)
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預貯金通帳・キャッシュカード・証券会社の封筒
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生命保険の保険証券
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金銭消費貸借契約書(借金の証拠)
最近は「通帳がないネット銀行」や「アプリ管理」も増えており、ここだけで全てを把握するのは難しくなっています。
「キチンと保管されていたもの」だけを信じるのは少し危険です。
ステップ2:各機関への専門的な調査(全8項目)
家の中の調査で「アタリ」をつけたら、次は各機関へ詳細を問い合わせます。
ここからは手間と手数料がかかりますが、非常に重要です。
| 調査対象 | 調査先・方法 | アドバイス |
| ① 不動産 | 市町村役場(名寄帳)/法務局 | 2026年(令和8年)2月2日より、法務局で「所有不動産記録証明制度」が開始予定。漏れのない調査が可能になります。 |
| ② 預貯金 | 各金融機関(全店照会) | いわき市内の地銀(東邦・常陽など)やゆうちょ銀行など、目星をつけて照会します。 |
| ③ 生命保険 | 生命保険協会 | 「生命保険契約照会制度」を利用すれば、一括で加入状況を調べられます。 |
| ④ 株式 | 証券保管振替機構(ほふり) | 開示請求により口座開設先を確認。手数料は高めですが確実です。 |
| ⑤ 負債(借金) | 全銀協・CIC・JICC | 銀行、カード会社、消費者金融の3ルートを調査。アプリで請求できるものもあります。 |
| ⑥ 暗号資産 | 各取引所 | 今後増える分野です。スマホのアプリやブックマークをチェック。私も現在、猛勉強中の領域です! |
| ⑦ 知的財産権 | 特許情報プラットフォーム | 被相続人がクリエイティブな方だった場合、特許や商標が大きな財産になることも。 |
| ⑧ 著作権 | 確定申告書・通帳 | 出版社からの印税収入などをチェックします。 |
「自分だけでは限界がある」と感じたら
ご覧の通り、遺産調査は非常に多岐にわたり、平日に仕事をされている方にとっては膨大な負担となります。
「分かる部分だけ相続して、後から借金の取り立てが来るのが怖い」
「不動産の名寄帳をどこの役所まで取りに行けばいいか分からない」
そんな時は、行政書士にご相談ください。
リリー行政書士事務所では、丸投げの調査サポートはもちろん、やり方のアドバイスだけ欲しいという柔軟なご要望にもお応えしています。
いわき市で相続にお困りの皆様へ
行政書士は、単に書類を作るだけでなく、皆様の不安に寄り添い、漏れのない調査で「安心」をお届けするのが仕事です。
「ネット銀行や暗号資産があるかもしれない」といった新しい時代の相続についても、日々研鑽を積んでいます。
お客様の状況に合わせて、必要なサポートを提案させていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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