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ADR研修から学べるもの

本日は特に予定がなかったので、数日ぶりにVOD研修を見ていました。

 

内容はADRについてのもの。

 

 以前の記事にも簡単に触れましたが(→『ADRについて』)、今後福島県内でも研修がありそうですね。

 

前も1つか2つほど基礎知識についてのものを視聴していたのですが、今日観ていたのは調停技法についてのもの。

 

その中でも気になった講義をチョイスして見てみました。

 

 

さて、感想はというと…。

 

これは調停という場でなくても、通常の打合せ、ひいては普段のコミュニケーションにも使える手法のような気がします。

 

というか、普段の会話をする上で基本的なものであり重要なものなのでは、と思いました。

 

 

技法というのは以下の3つ。

 

・傾聴(積極的に聞く、共感する、姿勢や体の向き等)

 

・話を促す技法(オウム返し、感情を端的に表現、言い換え、否定的表現を肯定的に、要約)

 

・INP分析(問題、立場、真意の炙り出し)

 

 

Iメッセージで伝えるというのは昔知ってからずっと使っておりましたが、これを他の人間が言った言葉に対して言い換えするとなると結構頭を使いそうですね…。

 

傾聴もそう。

 

相槌はもちろん、顔を見たり身体の向きを変えないと落ち着かないし、よく話が聞き取れないと感じているので無意識にもやっていました。

 

逆に言えば身体の向きも変えず顔も見ない時はあなたとの会話は拒絶しますというサインです。

 

ですが、これが調停をする事になった場合に緊張せずにその場でちゃんとできるかは課題ですね…。

 

 

特にINP分析、場のコントロール、相互理解を促すのが私にとってはなかなか大変そうという印象です。

 

が、しかし、今後のことを考えると私には必要なスキルですね。

 

こういった静かな雨の日は、何もないからとネットサーフィンをするのではなく、実務に精通しより良い仕事をするためも勉強に励むのが一番ですね。

 

日々是精進。