「士業はホームページなんてなくても紹介で仕事が来る」
そう言う先輩士業の方は、今でも一定数います。
間違いではありません。
実際、紹介だけで十分回っている事務所もありますし、私にも主に紹介が多いのも事実です。
でも私は、それが「今後も続く保証はない」と思っています。
そして自分がクリエイターとしてホームページ制作に関わるようになってから、その確信はさらに強くなりました。
「紹介だけで十分」が崩れるとき
紹介で仕事が来る事務所の多くは、紹介してくれる人間関係に依存していることがあります。
その人が引退したら、異動したら、関係が変わったら、どうなるでしょうか。
もちろん紹介は強い。
でも、コントロールできません。
ホームページは自分でコントロールできる集客導線でもあります。
24時間365日、自分が寝ていても旅行中でも、「この人に頼みたい」と思った人が辿り着ける場所を持てるのです。
それだけで、紹介に頼り切る構造から少し自由になれるともいえます。
よく「士業のHPは信頼感が大事」と言われれます。
もちろんそれは正しいです。
でも私が思う、もう一つ大事なことがあります。
それは「この人は私の話を分かってくれそうだ」という感覚。
そして、顔が見えること。
士業に相談するとき、多くの人はすでに何らかの不安や困りごとを抱えています。
その状態で「専門家然とした硬いホームページ」を見ると、相談のハードルがさらに上がる。
「難しそうな人だな」
「怒られそう…」
「費用が高そう…」
こういう印象を与えた瞬間、その人はページを引き返します。
けれど信頼と親しみやすさは、両立できるのです。
むしろ士業こそ、そのバランスを意識してホームページを作るべきだと思っています。
同業者に見られているという事実
あまり言われませんが、士業のホームページを見ているのは潜在顧客やクライアントだけではありません。
同業者も見ています。
他士業も見ていると思います。
そしてそこから仕事の紹介や連携が生まれることもあります。
私自身、同業の行政書士の先生から「ホームページを見ています」と言われることが実際にありました。
ホームページは、対クライアントだけでなく、業界内での交流のキッカケにも機能するのです。
「作ったきり」が一番もったいない
ここが本音の核心かもしれません。
ホームページを持っている士業は多いです。
でも、最後に更新したのが数年前、という事務所も多い。
情報が古い、連絡先しか書いていない、スマホで見ると崩れる。
そういうホームページは、むしろ削除してしまって、YoutubeやSNS、Googleビジネスやマップに特化した方がいいのではと思うこともあります。
Googleは「今も動いているか」を重視しています。
更新が止まったホームページは、検索順位が下がっていく。
つまり、作るだけでは不十分で、動かし続けることが必要です。
それが面倒なら、動かしやすい構造で作ること。
または定期的に更新できる仕組みを最初から組み込んでおくこと。
この視点を持たずに「とりあえず作った」だけのホームページが、世の中にはあふれているように感じます。
行政書士がクリエイターをやっている理由
私がHP作成や動画制作をするのは、こういった問題を肌で感じているから。
士業として、クライアントのビジネスの法的な部分を支えながら、同時にそのビジネスが「ちゃんと外に伝わっているか」を気にしてしまう。
利用規約もプライバシーポリシーも作れる。
契約書も作れる。
HPも作れる。
それが「行政書士&クリエイター」というスタイルになった理由です。
士業がホームページを持つべき理由は、集客のためだけじゃありません。
自分のビジネスが「今も動いている」ことを、世界に向けて示し続けるためでもあります。
当事務所では、そんな発信のお手伝いをしています。
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