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苦手な物の話

これを読んでくれている方々にも苦手な物はひとつやふたつはあると思う。

 

 

否、食べ物の話ではない。

 

 

物事や人物の話である。

 

 

私自身、食べ物に関しての好き嫌いは皆無に近いが、どうしても生理的な域で苦手なものがあることに大人になってから気付いた。

 

以下の5つである。

 

①矛盾

②不合理

③連絡もなしに時間を守らない人

④感情に訴えてくる人

⑤健康が心配になるほど太っている人

 

 

 

まず①。

 

 

これはもう感覚的な部分も含めて、ムズムズが止まらなくなる。

 

話す側がそれに気付いていないと、もうどうしていいのか分からなくなる。

 

以前言っていた考えと変わったの?

 

その矛盾をあくまで質問として尋ねた時、開き直るのはまだいい。

 

不機嫌になられる場合があるのはとても参る。

 

それもそうだ。大抵の人はこんな何の学も実績も取柄もない女に指摘されたと感じてしまうだろう。

 

プライドが許さないのだろう。

 

なので例え矛盾に気付いても大概「ふーん」で流してしまう。

 

胸のムズムズを押さえつけながら。

 

 

 

②も①と理由としては同じ感じではある。

 

筋が通っていない人間というものは甚だ薄っぺらくも感じる。

 

他人の発言を鵜呑みにし、それをそのまま横流ししているように見えてしまう。

 

ひとつ確たる何かを持って、いろいろな可能性の幅を考慮しているのとは違う。

 

ブレッブレの理。

 

純粋にカッコ悪いとも思う。

 

 

 

 

③は多分友達にはなれない。

 

 

自分に非があった場合、そうでない場合でも、どうしても時間に間に合わないこともあるだろう。

 

それ自体はいいのだ。

 

常に完璧な人間などいないし、予測不能な事態も起こりえる。

 

ただ、一言その連絡をくれればこちらとしても、何かあったんじゃないか等心配することもない。

 

「気を付けてね」と気遣う余裕も自然と生まれるものだ。

 

(本音を言えば「〇〇時くらいにまでには着く」という目安も添えてくれるととてもありがたい…)

 

 

また逆に、時間が決まっているのにそれをオーバーしてダラダラしているのも好きではない。

 

正直激おこぷんぷん丸案件である。

 

換言すれば人の時間を奪っている、ということに気付いていないのかもしれない。

 

仮に気付いていても、尚改善出来ないのなら、根っからそういう人間なのであろう。

 

連絡をしても常習犯の場合に関しては何も言うまい。

 

 

 

 

④は最悪である。(※当社比)

 

 

だが、一定数いるのだ。

 

無意識にも感情を持ち出してねじ伏せて来ようとする人間が。

 

私の中で感情論を持ち出したらそこで話し合いは不可能だという持論がある。

 

感情が出始めると、事実に基づいての建設的な話は困難を期し「お互いが最終的にどうしたいのか」が霞がかっていき、結果着地点を見失い、もうまとまるものもまとまらない。

 

繰り広げられる終わりの見えないEmotional Fight

 

勿論、私も一人の人間ひいては動物である以上感情は湧いて出てくるが、感情というものは支配されるものではなく自分の中で体感し昇華させるものであって他人にぶつけるものではないと思っている。

 

 

感情というものは反射に近い。

 

無意識にこうなったらこういう感情を出す、というインプットがなされているだけである。

 

しかし、何故今その感情が出たのか、その出来事の何が嫌だったのかなど掘り下げる人間は多くはない。

 

その私に、「俺のこと可哀そうだと思わない?」とか「私の気持ちになって考えて」などと言われても、「はぁ…、で?(知らんがな)」としか返せないのである。(実際には言わないが)

 

感情で解決するなら世の中に争いなど起こりえないのではないか。

 

リトル薗田がそっと呟く。

 

 

 

⑤に関しては、勿論病気や薬の副作用でそうなっている方を除いての話。

 

自己の意思で食べたいものを食べ、飲みたいものを飲み、自ら日々成長をし続ける人のことである。

 

あまり述べないが、一言だけ。

 

 

「自己管理能力と生活は体型に出る」

 

 

 

以上、私の苦手なものを5つ語らせてもらったが、決して自身の考えを人に押し付ける事はないし、するつもりもない。

 

そしてこれは自戒でもある。

 

人は自分自身の事は気付かないことが多いものだ。

 

こういった考えをつらつら並べたのはいいが、自分がそうなっているじゃないかと、自身が不合理な生き方にならないよう気を付ける日々である。

 

これで今日の記事は終わろうと思う。