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開業に必要じゃないもの?(※私見)

昨日は行政書士試験だったそうですね。

 

私が受験したのは2年前でした。

 

前の会社を夏に退職し、やるやると言って手がついていなかった行政書士試験まで2ヶ月あるじゃん!取っといちゃうか!くらいのノリで勉強に着手し始めたものです。

 

それでも1発で合格して終わらせるつもりでいたし、無職だったので毎日毎日土日祝日など関係なく朝は3時に起きて4時から眠くなるまでひたすら勉強。

 

夕食やお風呂の時間は取ったものの、夕食も片手間で食べれるようなものを齧りながらお風呂もゆっくり入ることもなくほぼシャワーで済ませていたので多分1日13~4時間は勉強していたと思います。

 

よく覚えてはいませんが、約2ヶ月で大体800時間は勉強したのかな?

 

が、この勉強法は、アドレナリンが異常に出て目の下はクマがひどくなるし頬はこけるし目つきもそこそこきつくなるので(毎回試験前はこうなるので「いつもの顔」と言っています)、人にはおススメはできません。

 

そんなこんなで令和4年度に運良く合格しました。

 

合格後、登録して開業する人も多いと思います。

 

最初は意気込んでしっかりと立派な備品等を揃えたいと思いますが、なくても大丈夫というものが多いのも事実。

 

そこで今日は私の体感から開業時にそこまで必要ではないもののお話をします。

 

 

1.FAX

 

電話自体スマホのみで対応しているためわざわざ電話線を引くのも費用がかかるし面倒だと思い、インターネットファックスを利用しています。

 

ですが、正直ほぼ使っていないので様子を見て年明け廃止届と解約をしようかなとも思っているところです。

 

ほとんどメールやLINEで対応が可能ですから。

 

やりたい業務は顧客層にもよって違うかもしれませんね。

 

自動車関連業務だと使う頻度が多い先生もよく見かけます。

 

また、単位会によるかもしれませんが少なくとも福島会はFAXの設置は強制はされていません。

 

 

2.業務用コピー機・レーザープリンター

 

これも一概には言えませんが普通の家庭用のものでも十分だと思います。

 

リースの場合、その費用も結構馬鹿にできません。

 

FAXはeFaxで代替可能ですし、私はスキャナー機能付きのA4サイズのものを使用していますが現時点でとりわけ困ったことはありません。

 

両面印刷も可能ですし、Wi-fiでデータを飛ばしてプリントアウトできます。

 

地図の出力や図面を描くときにA3が必要になる場合もありますが、その時だけコンビニに行って印刷しています。

 

今後増えていくような場合にはA3対応のものに変えようかなと思っているくらいです。

 

また、レーザープリンターの方が滲んだりせず綺麗で印刷も早いというメリットもありますが、顔料インク使用のものを使っているので長期間保管しても色が飛んだり滲んだりということも全くありませんね。

 

スピードもそこまで遅いと感じたこともありません。

 

 

3.書式集

 

ネット上や行政書士のSNSなどでたまに話題になりますが、書式集はいらないです。絶対。

 

申請書などは各役所のサイトに行けば大抵ありますし、業務で使う委任状や契約書などは実務書を購入したりネットに落ちてるひな形などをアレンジして使用するので十分。

 

もしお客様が来てヒアリング内容などどうしたらいいだろう??と思ったときはChatGTPなどを利用して内容をまとめるのも便利です。

 

私もたまにそのように利用しています。

 

事件簿なども行政書士会の会員ページにソフトが無料ダウンロードできますし、自分でワードやエクセルなどで作成しても大丈夫です。

 

私はワードで作成しています。

 

ただ、最初はどうしても何かに頼りたいとか思ってしまいますよね。

 

私も開業前は不安で、あった方がいいのかな?とポチリかけましたが結果的に別になくても困らなかった、というのが感想です。

 

あったらあったで便利だったのかな?

 

 

最後に。

 

もちろんパソコンは必須なので多少こだわってもいいかと思います。

 

私は今のところ、以前からプライベートで使用していたものを仕事用に使っています。

 

処理能力や容量の面からミニPCが気になっているので現在検討中。

 

そして、いろいろアドバイスしてくる人もいると思いますが、全てを鵜呑みにせずに最後は結局自分で調べて納得して決めるのが一番です。

 

今日の私の記事だってある人にとっては良い記事でも、また違う人にとっては何の役にも立たないものかもしれません。

 

あの人に言われたからやったのに、だなんて恨む人間が増えて自分が苦しむだけですから。

 

何を選んでもそれはきっと正解だし、仮に自分で間違ったと思ってもそれは正解じゃなかったと気付いて正解に近づいただけなのですから、自分を信じてくださいね。