さて、今日は午前中外回り挨拶をしつつ、市役所に何か新しい情報がないかなぁ~と寄ってきました。
農地課の方に行ってみたら出入り口に画像のようなパンフレットが。
今月農地転用の実務研修もある為、ちょっと気になって頂戴してきました。
前職で空家バンクは知っていましたが、農地バンクというものもあったのですね。
お恥ずかしながら無知でした…。
どういったものかザックリご説明すると、農地中間管理機構(農地バンク)が農地を貸したい方と借りたい方の仲介をする制度。
今までにもそういうものがあったんじゃないか?
確かに以前は農業委員会が貸したい方借りたい方のマッチングを行い、農地バンクのあっせんをしていました。
が、令和5年4月に農業経営基盤強化促進法等の改正施行がなされ、まず市町村・農業委員会・農地バンクの関係機関が一体となり「地域計画(目標地図)」を作成し、農業委員会の要請等を踏まえ計画案を作成します。
そのあとに計画達成に向け、貸したい方借りたい方に農地バンクの活用を促し、当事者の希望を踏まえ賃借期間や借賃、支払方法などを調整。
農地バンクは農用地利用集積等促進計画を作成し、都道府県知事の認可・公告を経て借りたい方に対して農地を貸し付けるという流れです。
改正後は農地バンクが双方仲介という形ではなく、貸し手と農地バンクと契約→農地バンクと借り手で契約といった形。
不動産で言えばサブリース(転貸)みたいなものですね。
通常農地を賃借する場合、農地法3条に基づく許可が必要になりますが、農地バンクを通すと許可は不要になります。
改正により、旧友のうち貸付期間の上限が延長されたり、借りた側では条件に当てはまれば貸付当初5年は無利子になったり。
また協力金や奨励金なども交付されるそうです。
事業ひとつひとつが実に奥が深い…。
自分のペースでとことん探求するのが好きな性分故、自分自身、この仕事は合ってるのかもしれません。
尊敬している先生がおっしゃっていました。
「だから行政書士はやめられない」
お互い含ませる意味は違えど、大賛成の言葉です。
今月もまた、探求に探求を重ね、美しいお仕事が出来るようにがんばります!
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