当事務所の所長である18歳の柴犬。
数日前から自力で立ち上がることが難しくなり、オムツ生活が始まりました。
少し前まで元気に庭を歩いていた姿を思うと、老いのスピードの速さに戸惑いを隠せません。
そんな折、目にしたニュースは『ペットの犬高齢化 介護疲れの相談』という記事。
まさに今、私が直面している現実そのものでした。
昼夜逆転、認知症……人間の介護と同じ苦悩
足腰が弱り、踏ん張りがきかなくなった所長。
同じ場所をぐるぐる回る、トイレの失敗、夜中に暴れては日中寝ている昼夜逆転。
オムツを替え、寝たままの姿勢で顔を支えて食事をさせる日々。
正直に申し上げます。
どんなに愛していても、ペットの介護は本当に本当に大変です。
仕事中も様子が気になり、心が休まる暇もありません。
「自然のままに」という、私たちの決断
体中にできものが増えてきた所長ですが、飼い主であるボスの判断のもと手術をせず自然のままに見守ることを決めました。
高齢な体への負担を考え、無理に生かすのではなく、今この瞬間の穏やかさを優先した決断です。
誰にも、その決断を責める権利はない
ニュースでは、介護疲れから飼育放棄を選んでしまうケースや、安楽死という選択肢についても触れられていました。
もちろん、最期まで責任を持つのが理想です。
しかし、実際に介護を経験してみると、飼い主さんがどれほど悩み、心を引き裂かれる思いで答えを出したのか。
その苦悩の深さが痛いほど分かります。
安楽死や看取りの形。
それがどのような形であっても、一生懸命に悩んで出した答えであるならば、周りは決してそれを責めてはいけない。
私はそう強く思います。
ペットも大切な家族の一員。
だからこそ、その「終活」や「介護」には正解がありません。
リリー行政書士事務所では、ペットに関する法的な備え(ペット信託など)だけでなく、飼い主さんの「心」にも寄り添える場所でありたい。
所長が教えてくれる「命の重み」を胸に、今日も目の前のお客様と、その大切な家族のために尽力してまいります。

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