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業務に向き合う姿勢

福島県行政書士会ではメーリングリストを利用して、事務局よりさまざまな告知や情報提供がされています。

 

先日、とある会員から農地法についての疑問がメーリングリストで送られてきて、それについて数名の会員である先生方とで議論がなされていました。

 

勉強になるなぁと思って読んでいたところ、最後になんと我らが福島県会長からも。

 

内容としては疑問に対する私見としての回答でしたが、最後に追記として、改めてハッ!とすることが書かれておりました。

 

それは、「依頼者の意向、思い、希望を解決する方法を探ることが行政書士業務の醍醐味だと思って業務を行っている」という言葉。

 

そして、「依頼者にとっての権利利益に資するにはということを第一に考えている」ということ。

 

もちろん会長自身も法令遵守の上での発言ではありますし、私自身お客様のためにとって最適な方法は何かということは常に考えていましたが、改めて「そうだよね!」と膝を打っていしまいました。

 

言葉や考えの重みが違う、というのでしょうか…。

 

それに、解決するのみではなく、その過程に醍醐味を感じているという部分。

 

確かに、逆に自分が士業に何かをお願いしたときを考えると、正直終わりよければ全て良しとはならないかもしれません。

 

最終的には上手く行ったけれど、その過程に不安を覚えたりなんてことがあったら二度と同じ士業には依頼しないでしょう。

 

言われたからそれをやるのではなく、お客様の考えをよく聞いたうえで、さらにお客様にとってより良い方法があればそちらも提案してみる。

 

選択肢と可能性、それぞれのメリットデメリットを伝えるという行為を経て、けれど最終的に決めるのはお客様自身。

 

今勉強中の特定行政書士にも通じる在り方ですね。

 

当たり前のことではありますが、私自身、業務の向き合い方を改めて考えさせられた言葉でした。

 

その言葉を忘れずに、これからも今の自分ができることをやり、日々切磋琢磨してまいります!