昨今、政府がむきになってDX推進!など声を上げています。
度々ニュースなどでも聞きますね。
さて、ICT関係の話が好きなだけに、これについて思うことがたくさんあります。
ちなみにICT政策は行政書士と同じく総務省が管轄していますね。
まず、これを推進していると思われる方々は、その意味と定義から完璧に理解しているのかがニュース等を見ていて疑問です。
デジタル庁にしたって、今の大臣も多少知識はあるのでしょうが、知識があるだけではなく自分でもシステム構築ができ、コードが書けるレベルの人材でなければICTに関し人を指揮する立場を主張すべきではないのではと思うのです。
YouTubeのライブ配信なら、今時子供だってできます。
仮にトップの人間が出来なくてもプロを雇えばいいというのは民間企業の経営戦略であり、内閣に関しては担当した分野にそのプロになれるというくらい精通した人間が立つ必要があるのでは。
特に移り変わりの激しいICTに携わる人間なら尚更。
台湾のように本職のプログラマーやSEを招致すべきではないのでしょうか。
自分でICTを習っていて肌身で感じるのですが、IT業界の進化はとても早いです。
数か月前出たばかりの物が、もう1世代前の話なんて当たり前な話。
ICT教室の先生も追いつけないとおっしゃるくらいの業界です。
マイナポータルに関してもそう。
国民全員にやってほしいのであれば、もっと分かりやすく取り掛かれるようにするべきではないのでしょうか。
そもそも私の仕事用のスマホではアプリ自体ダウンロードすることができません。
やたら小難しくしてあると、間に何件か業者が入っての利権なのかと疑ってしまいます。
あれやれこれやれという人間が理解していない状況で理想だけを推し進める。
なにかあった時の対策はいつも無策で、とりあえずやろう。
問題が起こったら我関せずか責任転嫁。今はそんな状態な気がします。
それこそ、まずはICTに必要な論理的思考を育てるためにフローチャートからどうすればいいか組み立てていけば良いのではと常々感じています。
余談ですが、先日Xで、行政書士会はデジタル化やDXを推進しているのに何故登録の際に実在する事務所が必須なのか。
本当にDXを進めて行きたいなら、業界全体を変えていかなければ変わらないという趣旨のポストを見かけました。
確かにこれは一理ありますね…。
当事務所では、ICTについて日々勉強を欠かさず、契約書、同意書等の私文書作成及びリーガルチェックはメールのみのやり取りで対応可能です。
電話や対面がちょっと苦手、事務所に行くのが大変などという方でもお気軽にご相談ください。
ここだけの話、私も電話は苦手です。着信音がなるたび心臓止まりそうになるし、自分がかける際も何度も話すことをまとめ脳内で読み合わせ、ゲネプロを経て本番の寸劇をし、何だったら台本書いてからしかかけられません。
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